WindowsでノートPCのバッテリーのヘタリ具合を確認する方法
スマホやノートPCと切っても切り離せないのがバッテリーの問題です。使っている時間が長くなればなるほどバッテリーは徐々に劣化して、利用できる時間が短くなっていってしまいます。この記事では、いま使っているノートPCのバッテリーがどれくらい劣化したのかを具体的な数値で知る方法を紹介します。簡単なコマンドですぐにチェックが可能です。
1.「コマンド プロンプト」を開く
コマンドプロンプトを最速で開く方法
A. Windows ボタンを押す
B. 検索バーに「cmd」と入力して Enter キーを押す
-600w.jpeg)
2. バッテリー レポートを生成する
コマンドプロンプトの黒い画面が表示されたら、以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。
PS c:\KY> powercfg/batteryreport
-600w.jpeg)
「バッテリ寿命レポートがファイル パス XXXXXに保存されました。」という表示が出ました。
Tip
XXXXXの部分をドラッグして選択、Ctrl + C でコピーし、エクスプローラー開いて、Ctrl + Vでペーストします。
-600w.jpeg)
↑このようにエクスプローラーのフォルダパス入力の部分(画像参照)にコピーしたフォルダ パスを貼り付けて Enter キーを押します。
3. バッテリー レポートを確認
エンターを押すとWeb ブラウザが自動で起動して、このようなレポート ページが表示されます。
-600w.jpeg)
Tip
DESIGN CAPACITYがもともと(工場出荷時)のバッテリーの最大容量で、
FULL CHARGE CAPACITYは今のバッテリーの最大容量となります。
この2つの数字を見比べてみましょう。Full charge Capacityの数字が下がり、Design capacityの数字との乖離があるほど、バッテリーが劣化していることを意味しています。
例えば「FULL CHARGE CAPACITY」が「DESIGN CAPACITY」の70% くらいになってしまっている場合は、そろそろバッテリーの交換を行うか、それが出来ないモデルの場合はPC自体の交換を行うことも視野に入れるべきタイミングです。
ちなみに CYCLE COUNTは、何回充電したかの回数カウントです。
だいたい 300 ~ 500 回くらい充電を繰り返したらそろそろ交換時期だと言われています。
自分のパソコンのバッテリーがどれだけ劣化しているかを客観的な数字として確認できる方法を紹介いたしました。「最近ノートPCのバッテリーがすぐに無くなってしまう」と思っている方は、上記の方法で劣化具合を一度チェックしてみてください。