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Cisco IP Communicator起動中にTeamsコール受信する方法

会社PCのチャットツールとしてMS Teamsを使いながら、電話を受けるためにソフトフォンアプリを利用しているという会社も少なくないかと思います。 今回は、チャットツールとしてMicrosoft Teamsを利用しながら、電話用のソフトフォンアプリCisco IP Communicatorを利用している環境で起こる不具合を解決する方法を紹介します。

1. 起きる不具合について

条件:
MS TeamsとCisco IP Communicatorがどちらも起動していること(バックグラウンドで起動している場合も含める)

現象:
MS Teamsでミーティングに参加しようとすると、Cisco IP Communicatorの受話器が自動でONになり、Teamsミーティングから退出してしまい、参加できない。

2. 解決方法

MS Teamsの設定から、デバイスの同期ボタンOFFにします。

設定手順:
A. MS Teamsを開き、ウィンドウ右上の三点のボタンから「設定」を選択

Screenshot of setting button in Teams

B. 設定メニューから「デバイス」を選択し、オーディオの項目の中にある「デバイスの同期ボタン」をOFFにする

Screenshot of setting button in Teams

3. おわりに

この「デバイスの同期ボタン」は、本来USB接続やBluetoothなどでヘッドセットを繋いでいるときに、ヘッドセットについている物理的なボタンでTeamsのコールに応答することを可能にする機能のようです。

Cisco IP Communicatorアプリ利用時にはこの機能に干渉してしまうようですが、Teams側からOFFにすることにより、同期が外れて上記の問題が解決するようです。

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Microsoft-365著者: K.Y.読了目安: 2分

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