騙されないために!初心者向けフィッシングメールの見分け方
「フィッシングメール」「スパムメール」。 テレビなどでもその被害については紹介されていて、名前はご存じの方がほとんどですよね。一方で、巧妙な「フィッシングメール」もどんどん増えており、引っかかってしまう心配をしている方も多いのではないでしょうか。この記事では、初心者でも今日から実践できるフィッシングメールの見分け方をわかりやすく紹介します!
そもそもフィッシングメールって?
「フィッシングメール」とは、迷惑メール(スパムメール)の一種で、詐欺目的のものを指します。 実在する会社やサービスを装って偽のメールを送り、パスワードやクレジットカード番号などの重要な情報を盗み取ろうとする詐欺の手口です。
最近は見た目も本物そっくりなものが多く、注意が必要です。
よくあるフィッシングメールのパターン
実際に多いのはこんなパターンです。
- 宅配業者を装った「荷物のお届けに関するお知らせ」
- 銀行やクレジットカード会社からの「アカウント停止のお知らせ」
- 「100万円当選しました!」「ギフトを差し上げます!」など突然の当選通知
見分け方のポイント5つ
フィッシングメールを見抜くコツを5つ紹介します。
1. 差出人アドレスを確認する
表示名ではなく、実際のメールアドレスを見ましょう。
例えば「○○銀行」でも、アドレスが abc123@gmail.com や、初期設定のような意味不明な文字列になっている場合も注意が必要です。
2. 日本語が不自然
翻訳ソフトを使ったような、ぎこちない日本語もよく見られます。
例:「あなたのアカウント停止になリます!早急対応要必要。」
3. リンク先のURLをチェック
リンクにマウスを重ねてURLを確認しましょう。
- https ではなく http になっている
- 正規のドメインでない(例:○○bank.co.jp → ○○bank-login.xyz)
- 店名が少しだけ違う(例:esolia.co.jp→ezolia.co.jp)
4.「急がせてくる」文章に注意
「24時間以内に対応してください」「今すぐ認証を!」など、焦らせて判断を鈍らせようとします。
時には警察や弁護士の名を騙って焦らせてくる場合も・・・。
5. 添付ファイルに注意
よく分からない添付ファイル(zipやexeなど)は絶対に開かないようにしましょう。
もし怪しいメールを受け取ったらどうする?
メールは開かずに削除しましょう。
もし開いてしまったら?
- 添付ファイルやリンクは触らない
- 早めにIT担当に連絡
- セキュリティソフトでスキャン
また、宅配業者からのメールの場合、リンクからではなく自分でマイページに飛んで、同じお知らせがあるかどうか確認するのも一つの手です。
まとめ
フィッシングメールは巧妙ですが、少し注意すれば十分防ぐことができます。
「これって・・・?」と、少しでも不安に思ったら、一度立ち止まってIT担当や信頼できる誰かに相談するのが安全です。