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IT担当者が続ける小さなデジタルデトックス習慣

デジタルデバイスに囲まれて、ふと疲れを感じたことはありませんか?
私は普段企業のIT担当者として、主にユーザーサポート業務を行っています。そんなデジタルデバイスと比較的近くにいる私が、日々実践しているデジタルデトックスの工夫をご紹介します。ちょっとした工夫ですが、少しでも同じように感じる方のヒントになれば嬉しいです。

デジタルデトックスとは?

Oxford Learner’s Dictionariesでは、デジタルデトックスを以下のように定義しています:
a period of time when a person does not use digital devices such as smartphones or computers, especially in order to reduce stress and relax

翻訳すると、「デジタルデトックス(digital detox)」とは、スマートフォンやパソコンなどのデジタル機器の使用を控える期間のことで、主にストレスの軽減やリラックスを目的として行われるもの、となります。

この言葉は2013年にオンライン版オックスフォード辞典に掲載されて以降、少しずつ広く認知されるようになりました。

意識し始めたきっかけ

私が学生の頃には既にiPhoneは普及していましたが、今ほど夢中になりやすいアプリは少なく、せいぜい旧TwitterやInstagramで友人の近況を確認するのがささやかな楽しみでした。

「デジタルデトックス」という言葉を自分ごととして意識し始めたのは、ここ5年ほどのことだと思います。
仕事で常にデジタルデバイスを処理しているのに加えて、帰宅後は動画を見入って夜更かしをしてしまったり、意味もなくSNSを見に行ったり…
そのような習慣が積み重なって、情報が多すぎると何とも言えない疲れを感じるようになり、次第に不快感として意識に上るようになりました。

デジタルデバイス、デジタル化がもたらす恩恵は計り知れないと感謝する一方で、結果的にそこから生まれてしまう疲労感やストレスも無視できなくなってきている…私のようにそう感じている方は少なくないのではないでしょうか。

「ちょうどいい距離感」を保つ工夫

完全にデジタルから離れるのは難しい時代ですが、やっぱり大事なのは、無理のない範囲で距離をうまく取ることだと思います。
「デトックス」と聞くと全部シャットアウトしなきゃ…と気負ってしまいがちですが、
それが逆にストレスにもなりかねませんので
“情報を少し控えめにしておこう” と、それくらいのゆるい意識でちょうど良いのではないかと個人的には感じています。
以下は、私が実際に“情報を少し控えめに”するために取り入れている小さな工夫です。

◆仕事編

あえて紙を使う
ちょっとしたメモはスマホのアプリではなく、紙とペンを使うようにしています。煮詰まったときは白紙に状況を書き出すことで、頭の中が整理されやすくなります。周りの人にしっかりメモして、書き物をして熱心だな、という印象を与えられるのも利点です。

PCのデスクトップを整理する
気が付くとごちゃごちゃしている、なんてことはありませんか?私はときどき整理して、いらないファイルやショートカット、アプリを見直すようにしています。
デスクトップを整えることで視覚的なノイズが減り、自然とデータ管理の習慣も身につきます。結果として、業務効率の向上も期待できます。

通勤電車ではノイズキャンセリングイヤホンを“耳栓”として使う
通勤時間帯の電車は、大きな音、人の多さ、広告など、思っている以上に情報があふれていますよね。私はあえて音楽やポッドキャストを流さず、ノイズキャンセリング機能だけを使っています。これだけで思った以上に落ち着きます。普通の耳栓でももちろん効果ありです。

◆日常、休日編

iPhoneのスクリーンタイムを活用する
iPhoneには、アプリごとに1日の利用時間を設定できる「スクリーンタイム機能」があります。制限時間になると通知が届き、「すぐ閉じる」か、続ける場合は「あと1分」「15分後に再通知」「今日は制限を無視」の3つから選ぶよう促されます。

こまめに開いているとそこまで時間が経っていないように感じてしまいますが、これを設定すると無意識の時間がしっかりとカウントされ、もうこんなに開いていたのか…と自覚できるので便利です。

Note

設定方法
1.「設定」から「スクリーンタイム」を開く
2. 「アプリの使用時間の制限」から「制限を追加」
3. 制限したいアプリを選択
4. 制限時間を設定

本を持ち歩く
手持無沙汰になってスマホを開いてしまうことを防いでくれます。あえて文庫本など「重み」のあるものを携帯することでせっかく持ってきたのだから読もう、という意識付けになります。

枕元でデジタルデバイスを充電しない
私の場合は枕元でスマホやスマートウォッチを充電したときと、遠ざけたときとでは、寝起きのすっきり度がかなり違います。科学的根拠を出せず申し訳ないのですが、日中眠気が来たり、ぼんやりしたりすることが減りました。騙されたと思ってぜひ試してみてください。

スマホやPCを持ち出さないオフラインの予定を作る
休日は、なるべくスマホやPCを使わずに過ごせる予定をあらかじめ立てておきます。たとえば散歩やジョギングなど、お金もかからずリフレッシュにもなる運動は特におすすめです。
私は趣味で山登りをするのですが、オフラインで自然に囲まれると、風の音、鳥の声、木々の香りなど、普段あまり意識しない感覚に触れる機会が増えるように思います。五感がリセットされるような感覚があって、深くリフレッシュできる気がしています。
やっぱり自然の中で過ごす時間はデジタルから少し離れるうえですごくいいなと感じます。無理なく続けられるのも嬉しいところです。

まとめ

情報に触れすぎて疲れたと感じたら、それは「少し離れてみよう」という心と身体のサインかもしれません。まずはスマホのスクリーンタイム設定や、休日のオフライン活動など、できそうなことから一つずつ取り入れてみるのはいかがでしょうか。
あなたの毎日に、少しでも心地よい余白が生まれますように。そっと応援しています。

その他著者: Shiori読了目安: 5分

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